幼き思い出の尊き輝きが変わらぬように

2024.04.20(土)

ひふみ

Writer:hifumi

最近、退職された、中学校の時の担任の先生だった方が、不登校や学校のこと等々で悩まれている親子さん達の為に誰でも参加できる茶話会を開かれており、そちらに参加させていただきました。
 
新学期の新しいクラスに馴染めるか緊張して、学校生活に疲れを感じている学生さんや、進路に悩む学生さん、先生にお世話になった学生さんや、お子様のことで悩んでいる親御さん達がその時、茶話会に来られていました。
 
 人は誰かに自分の悩みを聞いてもらえたり、共感してもらえたりした時に、自分の心に背負っている荷物の重さが、半分になると言われていますよね、学校生活は1クラス30~40人くらいの集団生活だけど、心許せる人がいなかったり、そこに自分自身の存在意義が感じられないと、ただ周りにたくさん人がいるだけで、心は孤独で孤立無援でとても疲れます。
 
これからも学校だけでなく地域の色んな場所で、皆のとまり木となってくれる場所やコミュニティーが増えてくれると嬉しいですよね。
 
 茶話会をされている先生と私は中学卒業以来の再会でした。
先生からこの同級生のことを覚えている?と名前を出された人の内の一人が私にとって、とても印象深い思い出の友達でした。
 
彼は小学校の時からの友達で、小学6年生の時に仲良くなりました。
 
私が小学5年生の時はクラス内でいじめやグループの仲間外れにされるとかがよくあって大変でした。
 
人間関係で悩むということをそこから深く覚えたと思います。
 
私にとって一番付き合いの長い友達のことがグループの意に沿わないということで、その友達がいじめのターゲットになってしまい口を利いたら、お前も仲間外れにするとか残酷なことを言われましたが、グループの目をかいくぐってその友達と、こそこそと仲良くしなければいけなかったりと、まあ大変でした。
 
6年生になってクラスが変わって自分の周りの友達の雰囲気が穏やかな感じになったので、そこで解放されて、とても楽になりました。
 
思い出の彼とは6年生で初めて同じクラスになりました。
 
最初はお互いに別のグループで、彼はどちらかというとスポーツができるクラスの中心的なグループの中にいて、私との接点はあまりありませんでした。
 
ある日、彼がいたグループ内で彼が仲間外れにされてしまうことがあり、そこから私と彼のどちらから声を掛けたかは今ではよく覚えていないのですが、彼と私は友達になりました。
 
私の友達も交えて彼と3人で学校内だけでなく放課後も一緒に遊んだり、映画を見に行ったり、いつも一緒でとっても楽しい毎日を共に過ごすことができて本当に嬉しかったです。
 
彼が今までと少しタイプの違う友達だったからなのか、新鮮な感じもあったのでしょうか、今でも私の心にとっての宝石のような輝きを放つ日々でした。
 
中学以降は彼とは疎遠になってしまったのですが、今もし再会できたならば、彼に楽しい輝きの日々をくれたことの感謝の気持ちを伝えたいですね。
 
人と心は時と共に変わっていってしまいますが、これからも幼き思い出の尊き輝きが変わらぬように、ここに記させていただきました。