不登校の日々の記憶〈その2〉

2024.10.15(火)

ひふみ

Writer:hifumi

前回の記事で書かせていただきましたが、我が子は中1の夏休み明けすぐから学校に行くことを渋り出し、不登校になりました。 
 
入学後1学期は休まず登校していただけに突然の登校拒否に親の私は戸惑うばかり。 
 
最初は理由を聞いてもなかなか話してくれませんでしたが、時間をかけて少しずつ話しを聞いていくとようやく理由が「いじめ」である事が判明。 
 
しかも1学期の最初から始まり、そのいじめていた数人の内1人は私が仲良くしてた友人の子どもさん。 
 
だから我が子はなかなか私に言えず、ずっと黙って1学期中は我慢して登校していたそうで、後で気付いたのですが円形脱毛ができるほどストレスを抱えていたのです。 
 
私もかなりショックでしたが、何より我が子がどんな気持ちで毎日過ごしていたのかを考えると胸が張り裂ける思いでした。 
 
私は怒りや悔しさ、虚しさなど色々なネガティブな感情がありましたが、当時同時期に親の認知症が進行して問題行動やお世話で大変になってきていたので、日々目の前の事をこなす事と我が子のためにできる事にフォーカスして過ごすようにしていました。 
 
あの時、ネガティブな感情ばかりにフォーカスせずに、物事や自分の感情を俯瞰して見て今何が大切かということを意識するようにしていて良かったなと思うし、その意識付けがあったからその後の様々な状況も乗り越えてこれた気がします。