不登校の我が子から学んだ事

2024.12.09(月)

ひふみ

Writer:hifumi

中学時代ほぼ3年間、クラスで授業を受けることや体育祭などの行事に参加できなかった不登校の我が子でしたが、中学2年生の時には予想外にも参加できたものがありました。 
それは、二泊三日の自然学校と、トライやるウィークというお仕事体験に行く一週間行事。 
クラスに全く行けていない我が子がいきなり二泊三日の自然学校に行くなんて、私なら絶対無理だと思っていたので、我が子の決断が予想外でビックリしたのを覚えています。 
行きたいと思った理由を訊ねると「しまなみ海道をサイクリングするのが楽しそうだから」と。 
自分がしたい事があっても、周りにどう思われるかなとかつい不安が先立ってしまう私からすると、我が子はある意味とても度胸があるし、自分軸で生きてるな〜と感心しました。 
 
そして、お仕事体験のトライやるウィーク。 
我が子が選んだのは近所の有機野菜農園での農作業でした。 
その農園の方が私の知り合いだった事もあり、我が子の様子をこっそり教えてくださったのですが、「〇〇さんだけは手を抜かず真面目に一生懸命作業してたよ。ホント頑張ってて感心したよ!」と褒めてくださいました。 
我が子も作業して帰宅した際「すごく楽しかった!」といつになくイキイキとしていて、その時のいい笑顔が私の脳裏に焼き付いています。 
 
長年のクセでつい自分の気持ちより他人を優先しがちな他人軸で生きてきた私はこうした我が子の行動にハッと気付かされた感じがしました。 
自分が興味あることを出来るチャンスがある時は周りの目や意見は気にせず勇気を出してトライしてみるって大事だなぁと。 
私もその後は我が子を見習って少しずつですが、自分の思いを大切にし、自分軸で生きていけるようになった気がします。 
子育てしながら親の方も子ともに育ててもらったな〜と感謝の気持ちでいっぱいです。
たくさんの学びをありがとう!