「必要な依存が自立を助ける」

2024.11.05(火)

ひふみ

Writer:hifumi

「必要な依存が自立を助ける」。  著書『こころの処方箋』(新潮文庫)で、そう指摘するのは心理学者の河合隼雄氏。  人は、互いに助け合って生きている。「依存を排して自立を急ぐ人は、自立ではなく孤立になってしまう。と    「自立とは依存先を増やすこと」。そう発信しているのは、東京大...
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不登校の日々の記憶〈その2〉

2024.10.15(火)

ひふみ

Writer:hifumi

前回の記事で書かせていただきましたが、我が子は中1の夏休み明けすぐから学校に行くことを渋り出し、不登校になりました。    入学後1学期は休まず登校していただけに突然の登校拒否に親の私は戸惑うばかり。    最初は理由を聞いてもなかなか話してくれませんでしたが、時間をかけて少しず...
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マッサージから始まるふれあいの時間

2024.10.07(月)

ひふみ

Writer:hifumi

 人と人が触れ合うこと、相手に手で触れたり、ハグしあったり、感謝を伝えたり、優しく見つめ合えたりすることで安心感を感じてもらえたならば、「オキシトシン」が出ると言われていますね。  幸せホルモン「オキシトシン」は神経をつたわって、安心感、信頼感、自己肯定感のアップをお手伝いしてくれるそうで...
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幼き思い出の尊き輝きが変わらぬように

2024.04.20(土)

ひふみ

Writer:hifumi

最近、退職された、中学校の時の担任の先生だった方が、不登校や学校のこと等々で悩まれている親子さん達の為に誰でも参加できる茶話会を開かれており、そちらに参加させていただきました。   新学期の新しいクラスに馴染めるか緊張して、学校生活に疲れを感じている学生さんや、進路に悩む学生さん、先生にお...
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社会が変わったり、人は変わらなかったり、それでも前へ前へと進んだり、ぐるぐる同じところを回ったり

2024.03.13(水)

ひふみ

Writer:hifumi

私が血気盛んに情熱持って障害者の方々と過ごし始めたのはおよそ20年前。   障害福祉界隈は措置から支援の名のもとに高齢福祉と同じ、【利用者】というサービスを受ける制度設計への移行を控えていた。   平成18年に措置制度から利用者主体と声高に自立支援法へと制度移行。 その後、障害者総...
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目標があるということは本当に素晴らしいこと

2024.02.06(火)

ひふみ

Writer:hifumi

まだ実現できていなくても、何か目標を持っているというだけでも、すでに偉大である。 昔の偉人の格言を訳した本で、最近目にした、老子が遺されたという、こんな感じの言葉にとても元気をいただきました。 それと同時に、昔働いていた、高齢者デイサービスで出会った利用者さんの一人のことが頭に思い浮かびました...
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大阪市社会福祉研究 第41号 ウェル大阪刊行

2023.12.05(火)

ひふみ

Writer:hifumi

障がい者支援施設長期入所者の地域移行の現実と課題   藤井恒輝 サマリー 「保護から主体者へ」 現在我が国では昭和から始まった 「社会福祉基礎構造改革」 が平成に入り様々な制度改革を経て 「障がい者権利条約」 を批准し、障がい者を取り巻く環境は目まぐるしい変化が続いている。   し...
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高齢者デイサービスでの思い出

2023.10.27(金)

ひふみ

Writer:hifumi

以前私が勤めさせていただいていた、高齢者デイサービスでの大好きだった男性の利用者様の一人のお話になります。 お家にいるとお酒を飲んでばかりの生活になってしまうとのことで、奥様の希望もあり生活習慣の改善と身体状況の維持の為にデイサービスを利用することになったそうです。   彼の施設の利用...
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子供たちとの温かな触れ合いについて

2023.09.27(水)

ひふみ

Writer:hifumi

「〇〇せんせい、だいすきだから、はやくきて。」 2023年の7月、8月の夏休み期間、私はアルバイトで主に携わった小学校の児童クラブの低学年の男の子から、真っ直ぐで心あたたまる、とっても嬉しい、お手紙を貰いました。   最近できた友人の紹介により児童クラブの補助員のアルバイトをすることがあ...
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学生の頃経験した素敵なインターンについて

2023.09.11(月)

ひふみ

Writer:hifumi

私は大学三年生の夏、通っていた大学の教授が運営されていた、町おこし関連のNPO法人のインターンシップに参加させていただきました。 その夏においての法人の主な活動内容は、私の通っていた大学も建っている人工島のオススメスポットが掲載された、タウンマップの製作でした。 私たち学生の役目は、数人でチ...
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被災地の写真復元ボランティアから繋がった縁

2023.08.02(水)

ひふみ

Writer:hifumi

2011年の東北の震災から一年後にあたる年、私が大学を卒業してから数年後、私の卒業した大学では、震災の津波で家ごと流されてボロボロになってしまった。たくさんの家庭の写真の復元作業のボランティア活動が行われていました。直接被災地には行けなくても、間接的でも何かお役に立てることがあるならば、と思い、私...
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どれだけ時間がかかっても、ゴールまで行ってみることが大切

2023.06.19(月)

ひふみ

Writer:hifumi

専門学校のとあるゼミのスポーツトレーナーの先生がとても素晴らしい方だったので、 先生との思い出を語らせていただきたいです。 先生の授業では、最初に必ず行う儀式があります。まず先生が各生徒にテニスボールを3個配ります。先生が5分間時間をはかるので、生徒はテニスボールをバランスよく、落ちないように...
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障害をお持ちのお子様の子育て、一人で抱え込まれていませんか?

2023.05.19(金)

ひふみ

Writer:hifumi

『障害をお持ちのお子様の子育て、一人で抱え込まれていませんか?』 ひふみ介護さんのホームページへお越しの皆様、初めまして。一般社団法人OneSelfという法人で、カウンセラーソーシャルワーカーをしております池口由美子と申します。大阪生まれ大阪育ち、社会福祉の仕事に携わり今年で33年になります。私の仕事...
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福祉の道を目指すようになった、一つのきっかけ

2023.05.16(火)

ひふみ

Writer:hifumi

 私が福祉の道を目指すようになった、一つのきっかけとなる出会いについてです。 大学時代の春の長期休暇中の特に予定の無かった、とある一日の朝方、私は家の近所のコンビニで雑誌を買って、家に帰ろうとしていました。  その帰り道に突然、「すみませんが、道をたずねたいのですが」と声をかけられました。 声...
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ノートテイカーから得たコミュニケーションを通して

2023.03.31(金)

ひふみ

Writer:hifumi

私は大学時代に「ノートテイカー」という学内アルバイトを行っていました。 聴覚に障害のある学生さんの授業時に横に座り、先生の喋る内容を即座にまとめ、ノートに文字を書き、見てもらって伝えるというお仕事でした。 一年間行わせていただいたのですが、担当させていただいた授業は語学の中国語の授業でした。...
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願うと同時に、私にできること

2023.02.28(火)

ひふみ

Writer:hifumi

私は大学生時代に、土曜日の午後から夕方まで、地域の体育館にて、子供達と遊ぶボランティア活動に携わっていました。 お子さんの年齢層は、小さくて3歳くらいから大きくて小学6年生くらいまでの幅広い年齢層でした。  とにかく子供達は元気で、大人の場合は疲れたら少し座ったりして休憩をするけど、子供は動...
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Aさんへのお礼

2023.02.26(日)

ひふみ

Writer:hifumi

私は介護職1年目、看護小規模多機能型居宅介護施設で働いております。 そんな私が施設で出会った利用者に心臓に病を抱え、酸素発生器をつけることが必要なAさんと言う女性の方がいらっしゃいました。 そのAさんへのお礼のメッセージを兼ねて書かせていただきたいと思います。 Aさんと初めて出会って挨拶をした...
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私が人生で始めて行ったボランティア活動

2023.02.19(日)

ひふみ

Writer:hifumi

私が人生で始めて行ったボランティア活動は、障害を持たれた方がご入居されている、障害者福祉施設のお手伝いでした。 主に、入居者様のお部屋のベッドのシーツ交換、お掃除、棚や冷蔵庫内の整理整頓、包帯などの生活用品の補充等がメインです。 施設には、車いすの方、発語障害があり機械の音声を介してお話を...
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自閉症スペクトラムとその支援。

2022.12.23(金)

ひふみ

Writer:hifumi

自閉症の利用者は施設で多く生活されている。施設職員として、17年働いた自分が言えることは、 これら障害を抱えた利用者に対して専門的なアプローチが出来ているか、ということ。長年勤めている職員だから 、その専門性があるだろうと考えるのも危険。施設職員批判になるが、意外と専門的に知ろうとする職員は少な...
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福祉実習を通して

2022.12.16(金)

ひふみ

Writer:hifumi

 私は、今年の夏休みを通して「高齢者福祉施設(介護老人福祉施設)」にて実習を経験させてもらった学生です。 実習の中では、その施設の中で生活をされている利用者さんにとっての安心・居心地の良さとは何か、を中心にして様々なことを考えました。 実習に行く前は施設という場所について、閉鎖的で集団生活ゆ...
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藤井恒輝代表との思い出、そして5年目のひふみ介護へ

2022.12.09(金)

ひふみ

Writer:hifumi

神戸学院大学客員准教授 市田響 藤井恒輝代表が令和元年にひふみ介護を先代から引き継がれて以来、まもなく5年目を迎えられます。 これまで作り上げてきた利用者さんやご家族の皆様との信頼関係や想いを大切にしながら、藤井代表を始めとするスタッフの皆様の努力により、ゆるぎないご盛業にあられますことは喜...
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誰がために鐘は鳴る

2022.12.02(金)

ひふみ

Writer:hifumi

「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」でおなじみの法隆寺。 その近隣に居を構えるわたくしは、ひふみサポーターの一人、黒川よかいちでございます。 以後お見知りおきの程を。 さてさて、年を重ねるほどに季節の移ろいの早さにめまいを覚え、今がどの季節かわからなくなって行きます。 そんなわたくしにも季節の移ろ...
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